【バッテ】パワーアーク、モーションアークを比較
こんにちは『むろ』です!
今回は、前回の記事
『【バッテ】まずここに注目して欲しい。』
の後半から紹介した
ミズノから発売されているパワーアークのバッティンググラブと、同じくミズノから発売されているモーションアークのバッティンググラブを比較する記事となります✍️
どちらもミズノの最高級グレード、MIZUNO PROから発売されている商品で価格はどちらも
既製品、定価7000円+税(両手)
オーダーメイド、定価14000円+税(両手)
です!
🔴↓パワーアーク
🔵↓モーションアーク
⚪︎違いは何か
大きな違いは3つあります!
※パワーアーク🔴の解説は①、②は前回の記事
『【バッテ】まずここに注目して欲しい。』
でも紹介済みです。
①甲側のデザイン
パッと見ただけでもわかるかと思いますが手の甲側です。
単純にデザインが違うという訳では無く、しっかりとした効果があります。
🔴パワーアークにはパワーアークラインと呼ばれる樹脂シリコンがあります。
バットを握ったときにフィット感が増し、無駄な力を入れることなくスイングできインパクトの瞬間に最大限の力を伝えることができる。
パワーアークラインにより単独では発揮する力がそこまで無い、薬指と小指をサポートしてます。
🔵モーションアークにはモーションアークラインと呼ばれる伸縮素材があります。
バットを握ったときストレスを緩和し、限りなく素手感覚に近づけることができる。
皮膚の変形挙動に合わせたデザインとなっていてモーションアークにしかない付け心地となっています。
②手のひらの革
使用してみないとわからない世界観があります。
手のひらの材質に違いがあり、どちらにも良さがありますしミズノのこだわりが見えてきます。
🔴パワーアークはダイヤエンボスシープレザーを採用しています。
羊の天然皮革に特殊加工がされており手汗をかいていても、かいてなくともグリップ力が高く保たれる。
🔵モーションアークはソフト&ライトシープレザー
を採用しています。
羊の天然皮革で独特の柔らかさと軽さを兼ね備えた物。
また指のマチ(指の側面)にもソフト&ライトシープレザーが使用されていてフィット感を一段とアップさせています。
ダイヤエンボスシープレザーと比べると破れやすいと使用した人は良くいますし自分も少し感じました。
③バンド分
手首の所です。
こちらも材質が違いますが、こちらは試着してみると違いがわかると思います!
徹底的にお互いの良さを引き出していると感じます。
🔴パワーアークのベルトはがっちりした素材で、手首をしっかりサポート・ガードしてくれる物です。
🔵モーションアークのベルトはソフトな素材で、モーションアークラインやソフト&ライトシープレザーのフィット感を邪魔しない物となっています。
この3つが違いです。
パワーアークは高いグリップとパワーサポートに徹したモデル。
モーションアークは素手感覚のフィット感を徹底的に追求したモデルとなっています。
どちらも自分の良さを追求し進化し続けるスタイルと私は感じます!!
そんなミズノの最高級バッティンググラブの2種類めすが、、、プロ野球選手の使用率には差が生まれています。
⚪︎プロ野球選手は何故パワーアークを使うのか
パワーアークの使用率、日本のプロ野球界では40%以上(ミズノ調べ)と驚異的な数字です!
しかしパワーアークの使用率となると5%程しかありません。
好みが分かれるのは当然です。
しかしこれには気付いている方もいるかも知れませんが落とし穴があります。
上記で解説したパワーアーク、モーションアークは私たち一般の人がお店・ネットで購入できる市販の物とオーダーメイドで、アスリート(プロ野球選手)は違います。
『初投稿とはじめに…』
という初投稿の記事で書いたことなのですが…
.
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.
『プロ野球選手とメーカーの関係性』
プロ野球選手と道具を作っているメーカーさんは契約を結んでいて、どんなのデザイン、使用感、カラーリングなどなど話し合いをして完成した物をメーカーさんは選手に支給品として提供します。
その中でどちら側にもメリットがあります(以下略)
↑は現千葉ロッテマリーンズの福田秀平選手のInstagramでの投稿なのですが、このように選手はバッティンググラブを何セットも支給品として貰っているので、選手の中には1週間で手のひらの革が破れて新品に交換する選手もいるとか…。
市販の物より手のひらの革の材質を薄くしてもらってるのでしょう、先程解説しましたソフト&ライトシープレザーは少し破れやすいと言いましたが流石に1週間程では破れないです。
流石に1週間で破れる商品に7000円も払えませんよね(笑)
丁度良いバランスの商品を私たちは購入しています。
市販で販売する物がもちろん劣ってる訳ではないですし、今以上の物は無いと思います!
このように考えるとプロ野球選手は、
例
手の甲側はパワーアークのパワーアークライン、
手のひらの革はソフト&ライトシープレザー、
バンド分はソフトな物を採用した
お互いの良いところ取り
にもできますし、そのようにな選手もいます!
以上のことから単純にパワーアークの使用率が高いって訳ではないと私は思います!
パワーアークラインが人気なのは間違いないですね!!
あとプロ野球選手は市販のオーダーメイドでは選べない色にできたり特別な刺繍を入れたり。
↓髙山俊選手使用のバッティンググラブ
↓田村龍弘選手使用のバッティンググラブ
↓大田泰示選手使用のバッティンググラブ
カッコ良い。羨ましい。
生まれ変わるならプロ野球選手になってミズノさんから道具を支給していただきたい!!!!!!
道具の奥は深いです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました🙇♂️
むろ
【バッテ】まずここに注目して欲しい。
こんにちは『むろ』です!
今回はバッティンググラブについて書いていきますね!
道具を見て野球を楽しむには
メーカーとカラーリングとデザイン !!!
至ってシンプルです(笑)
バッティンググラブは様々な呼ばれ方をしており
・バッティンググローブ
・打撃手袋
・バッテ
・バチグロ
などなど…。
僕は略して言いやすいので『バッテ』と呼んでいます!
バッテは打席に入るときは勿論、日頃の素振りなどの練習から選手は着用しています。
昔と比べると着用しない選手はほとんどいないですね。
⚪︎着用理由
・グリップ力UP
…手のひらにグリップ力があり素手よりも強くバットを握れ、
手汗などでバットがスイングした勢いで飛んでいってしまうことを防いだり、より正確にボールを打ち返すことができます。
・衝撃削減
…バットとボールの当たり所が悪いと手が痺れてしまいます。それを少し緩和させる効果もあります。
・肌荒れ防止
…↓の写真のよつに『松ヤニ』(滑り止め)を塗る選手も中にはいます。
直接触るとなかなかベタベタが落ちませんし、肌が強い人でないと手荒れなどをひき起こすのでバッテをつけたまま塗ります。
日本では↓のようなスプレータイプが主流です!
などなど…
手のひらに豆ができにくくなる効果もありますね
⚪︎NPBでの流行
ミズノが発売している
『パワーアーク』
という名付けられた最先端モデルの物が
日本球界での使用率が40%以上(ミズノ調べ)という驚異的な数字を残しています。
※後日、私が調べた各球団の選手1人ずつ使用しているバッテのメーカーを調べた物を出そうと考えています😁
※私はミズノの社員ではないです。
他社にも気になるバッテ、好きなバッテはあります
むろコレクション
パワーアークの性能を詳しく解説する前に、、、
私もパワーアークのバッテを所有しておりコレクションしてる物を紹介しようと思います。
2019年まで発売されていた『パワーアークMI』というモデルです!
両手用で2セットあります🤤
1つ目が、
↑カープの4番であり侍ジャパンの4番打者、広島東洋カープの鈴木誠也選手が使用していた物を参考にオーダーメイドしました✨
自分は所属球団のユニフォームに合わせた配色をしたカラーリングの物が好きです。
これはカープユニにマッチしまくってますね!
2つ目です!
↑過去には新人王を受賞、昨年は代打サヨナラ満塁本塁打を放ちレギュラー奪取目前の阪神タイガースの髙山俊選手が使用していた物を参考にオーダーメイドした物です✨
高級感のあるゴールドカラーで
他の球団の選手にも同じようなカラーリングの選手もいたのですが、エルボーガードとフットガードもゴールドで統一されていたのと
タイガースの縦縞にとても似合ってて2019年で1番カッコ良いなって感じた物です!
やっぱりカッコ良い物を見るのが正義です。
カッコ良い物はカッコ良いです!(そりゃそう)
⚪︎価格と性能
価格
既製品、定価7000円+税(両手)
オーダーメイド、定価14000円+税(両手)
と少し高め。
しかしそれだけのこだわりの品質、性能があります。
プロの選手が本当に使っていたパワーアークを試着したことがありますが、私たちが買える物と大差はないです!
性能
2020年から新モデルとして市販でも販売されている
『パワーアークLI』
をミズノが出している商品説明と私の使用感を混ぜて説明します。
多くのプロの方に選ばれてる理由はパワーアークラインかな。
と思ってます!
・パワーアークライン
中指、薬指、小指から手の甲分にある樹脂シリコン
…バットを握ったときにフィット感が増し、無駄な力を入れることなくスイングできインパクトの瞬間に最大限の力を伝えることができる。
・デュアルテンションベルト
手首分のこと
…ベルト分の中央で包み込む、パワーアークLIから採用されたベルトで前モデルよりもソフトな装着感。
・ダイヤエンボスシープレザー
手のひらの革のこと
…羊の天然皮革に特殊加工がされており手汗をかいていても、かいてなくともグリップ力が高く保たれる。
.
このレザーの種類が2種類あって、
僕の先程紹介させて頂いたコレクションは
髙山俊選手モデルが
『型押しシープ』
鈴木誠也選手モデルが
『スムースシープ』
となっております。
型押しシープは名前のまま、革に型押しを入れてあり更にグリップ力をUPと通気性のUP効果があるタイプ。
スムースシープは自然な風合いと手の馴染みやすさ、適度な柔軟性を兼ね備えたタイプ。
それぞれの良さがあるので選手の個性が出ます!
しかし、プロ選手のバッテの手のひらまでチェックできる機会はなかなか無いです。
展示品などを見れるチャンスがあれば要チェックです!!!
私が使用した感じだと型押しシープとスムースシープでは革の厚さに違いを感じて、私はスムースシープは少し分厚く感じてしまい
型押しシープを気に入って使用しています!
パワーアークLIのコレクション用もオーダーメイドしたいのですがやっぱり公式戦で活躍してる選手が着用してる物を真似したいな、と感じているので我慢してます。
コロナめ、、、、、
⚪︎最後に
あなたの好きな選手はパワーアークのバッテを使っているのかも知れませんし、今後使うかも知れません!
Instagramの#で選手名入れて検索すると色々な方がアップしている写真で確認することができます。
おススメです
・例 #鈴木誠也 #髙山俊
私のInstagramにも載せてたりするので是非チェックしてみてください!
次の記事はここまでパワーアークを説明したので同じくミズノから発売されプロでも使用している選手が多数いる『モーションアーク』
の記事にしようと思います🤤
むろ
初投稿とはじめに…
はじめまして「むろ」です!
野球経験者の20代前半の男で、何ら野球と関係性の無い一般企業で普段は働いています。
そんな僕が感じるプロ野球の更なる楽しみ方を書いていくブログとなっています。
Instagramのアカウントも今月に作ったので
是非読んでみて、面白そうだなと感じた人は覗いて見てください!
フォローして頂けると嬉しいです😊
↓
@muro_baseballgram
はじめに
今まで知らなかったプロ野球の楽しみ方とは何か。
結論から言ってしまうと、選手が身につけている『道具』(バット、グローブ、バッティンググラブなどなど)に注目する。ということです
そこに注目していくことでプロ野球に限らず野球を経験者、初心者を関係無く今まで以上に楽しく見ることができると個人的に感じています。
もちろんテレビの試合中継を観るときや、野球場に足を運んで一眼レフのカメラなどで写真を撮影するときなどにも役立つと思います!
新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れてしまっていますが、新しい知識・更なる知識を得て開幕を迎えたいですね!!!
自己満足要素が強いブログになるかも知れませんが、この人はこんな考え方しているんだ…。くらいの感覚で読んで頂き
「こんな楽しみ方もアリだな。」
って思って貰えれば幸いです
プロ野球選手とメーカーの関係性
プロ野球選手の道具は基本的に一般人とは違いお店に買いに行ったり、インターネットで注文したりはしません。
プロ野球選手と道具を作っているメーカーさんは契約を結んでいて、どんなのデザイン、使用感、カラーリングなどなど話し合いをして完成した物をメーカーさんは選手に支給品として提供します。
その中でどちら側にもメリットがあります
選手側
・自分の使用感やデザイン性、ブランド性などにあった道具を無償で支給してもらえる。
・使用していく中での道具の修理などもしてもらえる。
などなど
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学生時代などはお金を払って使っていた物を支給して貰えるんだからそりゃメリットですよね(笑)
※選手とメーカー間でのお金のやり取りがあるかは不明
個人的にCMなどに起用される選手もいますし有名選手はお金が発生してるとは思います
メーカー(企業)側
・選手に使用して貰うことにより宣伝効果になる。
・使用感やデザインの要望を聞いていく中で新しい商品の開発に活かせる。
などなど
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野球の道具製作に力を入れている企業からするとプロの野球界との繋がりはとても大切ですね。
その中での最高の評価を得たり、やりがいをとてもありそうです。
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少し古いネット記事ですが、2017年の日本経済新聞にあった
オリックスバファローズの田口壮 2軍監督(現1軍野手総合兼打撃コーチ)のインタビューで
「野球道具に携わる日本の職人さんは非常に優れた技術を持っていて、選手からのどんなリクエストにも応えてくれます。1軍でバリバリ活躍する一流選手たちがこうした職人さんの手掛けたバットやグラブを使い、ファンの喜ぶプレーを見せるのは素晴らしいことだと思います。ところが今は、2軍の選手でも道具は全て無償提供してもらえます。手型から作ったオーダーメードのグラブが届きますし、バットも工場に行って思い通りの形に削ってもらうことが可能。そうした待遇が2軍にまで浸透することは、道具に頼りすぎることにつながるのではないかと危惧しています。」
と2軍の選手には悪影響だと感じてるほどの日本の職人さんの技術は高いですし、今の環境の素晴らしいさが伝わってきます。
開幕が遅れてしまっていますが、そこからもう3年も経って更なる進化をしている2020年シーズンが楽しみです!
道具に元々興味があった人はこの記事は面白いので是非読んでみてください!
私は初心者だよ。って人は今読んでもピンとこないかも知れないですが、後々わかってくるかと思います🙆♂️
↓
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO14976150W7A400C1000000?s=1
ここから注目
・バッティンググラブ
バッティンググラブ、バッティンググローブ、打撃手袋、バッテ、バチグロなど様々な言い方がありますが僕はバッテと呼んでいます。
打者が好きな方はとにかくコレを見て欲しいです。
詳しくはまた別のブログを書かせて頂きます!!!
・グローブ
グラブとも言います。
こちらも別のブログを書く予定ですが、少し語ります!
守るポジションによって形や大きさなどに違いがとて、↑の写真では1枚目投手用、2枚目内野手用、3枚目外野手用(左)内野手用(右)、4枚目外野手用 です。
捕手と一塁手はグラブではなくミットと呼ばれる投球、送球を捕ることに特化した物を使っています。
↓1枚目キャッチャーミット、2枚目ファーストミット
どのグラブも本物の革で牛の革で、
生後6ヶ月〜2年くらいの牛革(キップレザー)と
生後2年くらいで3~6ヶ月の間に去勢されたオスの牛革(ステアハイド)が主流です。
テレビ中継だとはっきり見えないかも知れないですが、選手のこだわりが1番詰まっている道具で革の厚さや柔らかさ大きさやデザイン、形などなど微調整してますし
使用した後に汚れを落としたり、オイルを塗ってお手入れをしたり…。
私達がお財布を大切に使うことと同じで凄く愛着の湧いてくる道具です!
SNSを通して自分のグラブを載せてくれている選手もいるので要チェックです!
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました😊
不定期の投稿になると思いますがまた読んでくれると嬉しいですm(__)m
むろ